World Travel Calendarに曜日の記載がないのはなぜ?
「World Travel Calendar」は今年で3年目となる人気のカレンダーです。特に、コロナ禍で海外旅行が難しいこの時代に、お部屋に飾っていると海外の雰囲気を感じられてうれしいと喜ばれています。
よく見るとこのカレンダー、曜日の記載がないんです。ちょっと使いにくいかなとも思うのですが、これにはちゃんと理由があります。
D-BROSのカレンダーは、月曜なら「Monday」もしくは「M」と表記することがほとんどです。でも、毎月、毎月異なる国を描いているので、デザイナー曰く、曜日の記載をするならばその国の曜日で記載したいのだそうで。
そうすると、例えば2022年版の1月はスイス。スイスはドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つの公用語を持つ国です。その中の一つを選ぶというのはどうなんだろう・・・。また例えば、2月はルクセンブルク。ルクセンブルク語で月曜〜日曜までを記載すると、「Méindeg Dënschdeg Mëttwoch Donneschdeg Freideg Samschdeg Sonndeg」。これではさらに混乱を招いてしまう。ということで検討を重ねた結果、2020年の初年度から曜日の記載はなくしています。
そして、このWorld Travel Calendarは月曜日はじまりというのもD-BROSのほかのカレンダーとは異なる特徴です。日本国内では1週間は日曜始まりとすることが多いですが、月曜始まりも間違えではないんです。ISO((国際標準化機構)は1週間は月曜日から始まるとしています。それとは別に、このカレンダーの思惑としては、世界的に土日休みの週休二日が定着しているので(もちろんそうじゃない方もたくさんいらっしゃいますが)土、日がセットになっていた方が旅行の予定を立てやすいという思いからです。
最後に2022年版の12の国をご紹介します。
1月 スイス
2月 ルクセンブルク
3月 オランダ
4月 ベルギー
5月 ポーランド
6月 ルーマニア
7月 イタリア
8月 マダガスカル
9月 トルコ
10月 モロッコ
11月 ハンガリー
12月 チェコ
どの国も楽しいイラストと一緒に、その国らしいテキスタイルのようなパターンを描いているのが2022年版の特徴です。そして、サイズは少し小ぶりにして、お部屋に絵を飾るような感覚をより際立たせています。絵をプレゼントするような気持ちでギフトにするのもオススメです。
楽しく海外旅行ができるまでもうちょっと時間はかかりそうですが、D-BROSの「World Travel Calendar」を飾って楽しい1年になりますように。
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text:Jina Lee