World Travel Calendar 2024年のイラスト

世界中を旅するようにさまざまな国をモチーフに描いたカレンダー「World Travel Calendar」。2024年カレンダーに描かれたイラストの原画とあわせて、一部をご紹介します。

 

4月 スウェーデン - ヴィスビュー聖マリア大聖堂

 ヴィスビューは、スウェーデンのゴットランド島北西に位置します。中世の街並みが残る小さな街で、オレンジ色の三角屋根の家々が並び、石畳の小道には薔薇が咲き、バルト海の凪のように時間がゆっくり流れます。ジブリ映画「魔女の宅急便」のモデルとなった場所でもあり、焼き立てのパンや香ばしいパイでも食べながらのんびりお散歩がしたくなるような風景が広がります。この街のシンボルのような存在である「聖マリア大聖堂」が4月のイラストのモチーフです。

 

10月 カナダ - トナカイの切手

10月に描いたイラストは、1953年 国立野生動物愛護週間の記念切手をモチーフにしています。カナダでは25セントコインの裏側にもトナカイのモチーフがあしらわれ、代表的な動物のひとつと言えます。トナカイといえばサンタクロースの相棒というイメージもありますが、カナダではサンタクロースへ手紙を書くと必ず返事が返ってくるんです。カナダの郵便局職員やボランティアによって一通ずつ返事を書いているそうで、クリスマスをとても大切にしている文化が感じられます。

 

11月 イタリア - サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂は、ローマにあるカトリック教会の大聖堂。ローマの四大聖堂のひとつです。第36代ローマ教皇リベリウスは、夢に聖母マリアが現れ「雪の降る場所に教会を建てなさい」というお告げを受けます。すると8月5日の真夏にエスクィリーノの丘に雪が降り積もりました。このことからこの教会は「雪のマリア教会」とも呼ばれており毎年8月5日には雪をイメージした白い花びらを降らせます。教会の内部は豪華絢爛で、黄金がふんだんにあしらわれた天井や、色とりどりの大理石の象嵌、壮大なモザイク画は5世紀前半のものがそのまま残っています。

 

2024年版カレンダーより、3ヶ月分のモチーフとなった場所をご紹介してみました。こうして見てみると、より親しみや実際に訪れてみたい気持ちが湧いてきませんか。「World Travel Calendar」を飾れば、2024年はどこへお出かけしようかな?とわくわくする気分になれそうです。

2024年版の12ヶ月のテーマとした国はこちらです。

1月 スイス

2月 ドイツ

3月 中国

4月 スウェーデン

5月 ドイツ

6月 フランス

7月 イタリア

8月 ベトナム 

9月 デンマーク

10月 カナダ

11月 イタリア

12月 アメリカ合衆国

 

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