あっという間に過ぎる一年ではなく、「二十四節氣カレンダー」で暦を楽しむ一年を。
二十四節気とは、古来の人が太陽の動きを観察し、一年を二十四の季節に分けた暦の総称です。
気温、湿度、日照時間など、太陽から受ける気候の変化を暦として整理した二十四節気を知ることで、日本の豊かな四季をより細やかに、繊細に感じることができます。
このカレンダーをどのようにデザインしたら二十四節気を感じ取ってもらえるか、毎年改良を重ねているカレンダーです。2021年版は、24の節ごとに色をつけ、流れるように変わっていく季節を俯瞰して見られるよう、1ページに2ヶ月載せています。
このカレンダーをデザインした小山麻子さんに制作の思いをアンケートでお聞きしました。
ーー今回のカレンダーはどんなテーマでつくられましたか?
また、デザインのどんなところにこだわりましたか?
二十四節氣カレンダーを担当させていただいて、今回で2回目となりますが、前回と同様に、二十四の節気を感じられるカレンダーを目指しました。
前回は、1節気1枚、全部で25枚(冬至からはじまり冬至で終わるので)にもなるカレンダーで、ひとつの節気をたっぷりと味わえるようなつくりにしていました。
今回はカレンダーとしての使いやすさを考えて、2ヶ月が一度に見れるシンプルなつくりにしつつも、各節気にイメージした色をつけることで季節感を感じられるようにしました!
ーー2020年、怒涛の一年となりましたが、2021年のカレンダーを制作するにあたって意識したことなどはありますか?
家の中にいることが多いときだからこそ、部屋の中でも季節を感じて過ごすことができるような色合いになればなと。
わたし自身も、節気を知ることで今までよりも季節にあった花を買うようになったり、日々の暮らしがちょっと楽しくなりました。
ーー2021年はどんな年にしたいですか?
色々なところにでかけて!というのが難しいときだからこそ、家の中でゆっくりと過ごすことを楽しみたいです。
ーーありがとうございました!
今日、12月11日は二十四節気では「大雪(たいせつ)」。鰤(ぶり)など冬の魚が美味しい季節で、クマは冬眠に入るころです。
二十四節気を知ることで、日々の暮らしに新たな気づきが生まれたり、次の季節に備えるきっかけにもなります。外出が少なくなった今だからこそ、食べ物は旬の食材を選んでみたり、季節のお花をお部屋に飾ってみたりして、日本のささやかな季節の移り変わりをお家で感じてみてはいかがでしょうか?
二十四節氣カレンダーは、D-BROSのオンラインショップで販売中です。
ぜひご覧ください。